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業界を激震させた、ウェルクアップデートとは一体何だったのか。

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かつてゲーム事業を中心に手がけるDeNAが運営するキュレーションサイトが、全て非公開化されるという事件がありました。
これは同社が運営するサイトの内容が正確ではないにもかかわらず、検索結果ページで上位表示されたことか端を発しました。
そのため検索エンジンを運営するGoogleも同様に批判された結果として、このような展開に発展した訳です。
そこで今回の記事ではネット業界を騒がせたウェルクアップデートについて解説します。
この事件をきっかけに今一度WEBサイトのコンテンツの質が問われる風潮が高まりましたが、具体的にはどのようなことが起こったのでしょうか。

アウト!

 

1章:ウェルクアップデートの経緯とは

そもそもDeNAが運営していたキュレーションサイトの「ウェルク」では、美容や健康、医療に関する情報を扱っていました。
そのウェルクに関して発覚した問題点としては以下のようなものが挙げられます。

・薬機法違反になる内容が掲載されていた
・医学的に根拠のない情報が含まれていた
・他サイトから無断転載した内容がそのまま掲載されていた

このように、コンテンツの内容そのものに問題があったことが判明していますが、ウェルクを運営するDeNAはSEO対策に何が重要であるかを理解していたために、他サイトから内容を無断転載する場合には文字数をなるべく過剰にすることで目くらましをかけていたようです。

当時は被リンク数の多さよりもコンテンツの質を重視する風潮であったために、「文字数が多いこと」がイコール「コンテンツが充実している」という認識がありました。
そのため1万文字をも超えるコンテンツが多数存在したウェルクが、検索エンジンによって優良サイトであると判断されていました。
さらに、内容の正誤を確かめず大手スポンサー企業がSEOを駆使して上位表示を行った結果、このような事態に発展しました。
医療情報という命に関わる部分での誤情報を大々的に流布したために、DeNAへの非難は殺到してウェルクを始めとした同社のキュレーションサイトは非公開化するに至りました。

ただしGoogle側は当該のアップデートに関するお知らせを掲載した際に、実際にはウェルクやDeNAの名前は一切言及していません。
またどういった点でWEBサイトの品質の評価方法を変更したのかを明らかにしておらず、このことがネット業界を騒がせた一因となったのです。
しかしこのアップデートを機に同社が展開していた全10種のキュレーションサイトの検索順位が下がり、またDeNAのCEO(最高経営責任者)が謝罪会見を開き今回の措置を発表したために、一部では当時のアップデートを「ウェルクアップデート」と通称するようになりました。
今回はキュレーションサイトのSEOの方法が論点になっているようですが、実際にはキュレーションサイトだけが対象ではないことが業界をざわつかせた真の原因でもあります。
ウェルクアップデートで検索順位を下げられないためには、具体的にどのような観点で努力するべきなのでしょうか。

2章:ウェルクアップデートで何が変わったか

当時はコンテンツの質を重視する検索アルゴリズムであったはずが、コンテンツのボリュームだけを重視して検索順位を決定していることが発覚したためにウェルクアップデートのような変更が行われました。
ただ、Google側も具体的な変更点は公表していないため、業界人からすれば不安を煽られる状況であることに変わりありません。それでは具体的に何が変わったのでしょうか。
実際にGoogleのお知らせの一文を見てみると、以下のような記述がありました。
「ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります」

これはつまりSEO対策のみで検索上位に表示されているWEBサイトは対象となることを意味しています。
今回のウェルクについても、情報の正誤を確認しないままでSEOのみによって検索上位に表示されていたために、Googleのアップデートによって順位を一気に下げられた訳です。
つまり今後は被リンク数もそうですが、コンテンツの自体の質が問われることになります。
オリジナルの内容でかつユーザーにとって有益な情報が含まれるWebサイトだけが上位表示されるため、WEBサイトを運営する企業はコンテンツの情報の正確性と質を問われることになります。
そのためGoogleが定める正規のガイドラインに沿う形でWEBサイトを制作する必要があり、ホワイトハットSEOと呼ばれる正攻法でコンテンツの質を継続的に高めていく必要があります。

 

まとめ

ウェルクアップデートによってコンテンツの質がさらに重視されたことはそうですが、ユーザーにとって何が有益かを考えながらコンテンツ制作することで、当該のアップデートで検索順位が下げられることを未然に防げます。
企業努力が必須であることは変わりありませんが、情報の正誤の確認とオリジナルコンテンツの制作に尽力することで、コンテンツの質を高めていけばまず問題ないでしょう。

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