CVR?CPA?CTR?いまさら聞けない用語解説!

広告主向け

はじめに

インターネット上で広告を打ち出す際には、当然ながら費用がかかります。
ただしインターネット広告に関する用語はさまざまなものがあり、英語が苦手だったり用語の意味を把握しきれていない方にとっては、頭文字をとった専門用語はかなり難解であるように見えることでしょう。
しかし、インターネット広告を今後とも手がけていくのであれば避けては通れないのがCVRやCPA、CTRといった用語となります。
そこで今回の記事では、こうした“いまさら聞けないような専門用語”の意味を解説します。
インターネット広告を運用する側ではないにせよ、ウェブ媒体に関与する仕事に就いているのであれば、少なからず知っておきたい知識とも言えます。
初心者でも分かりやすく噛み砕いて説明していくので、苦手意識がある方もこの機会に用語の意味をきちんと勉強してみてはいかがでしょうか。

1章 CVRとは何か


この章ではまずCVRの意味について解説していきます。
費用対効果を考える上ではかかせない指標であるCVRですが、具体的にはどのような意味があるのでしょうか。

1-1 CVRの意味

CVRとは「Conversion Rate」の略称であり、日本語に訳すと「コンバージョン率」となります。
この「コンバージョン(以下、CVとする)」とは想定する成果のことを表しており、ビジネスモデル次第でその成果はまちまちです。
例えばショッピングサイトであれば商品購入、キャンペーンサイトであれば資料請求や会員登録など、そのビジネスモデルの最終的な到達点をCVと言い、何を分数の母数に持ってくるかによってCVRの数値が変動します。
そのためCVRの計算式は以下のようになります。

CVR=母数÷CV数×100

1-2 CVRの活用例

このCVRを活用することで、どのような目標設定を立てた上でそこに対する施策を行い、結果的にどれだけの成果が表れたかを把握することができます。
費用対効果を考えるために重要な指標であることはもちろん、該当する広告の効果を客観的に数値化することに役立てられます。

2章 CPAとは何か

前章で紹介したCVRと関連性のある用語として覚えておいてほしいのがCPAです。
このCPAを算出する計算式でもCV数が登場することになるのですが、CVRとはどのような関連性があるのでしょうか。
具体的に確認してみましょう。

2-1 CPAの意味

CPAとは「Cost Par Action」の略称であり、日本語に訳すと「顧客獲得単価」となります。これを噛み砕いて説明すると、ユーザーの1CVを獲得するためにいくらの費用がかかったかを表す指標となります。
また、CPAを算出するための計算式は以下のようになります。

CPA=広告費用÷CV数

広告を出稿する側は広告費用がかかることは当然の話ですが、この広告費用に対してCV数が多いとCPAの数値は自然と低くなります。
つまり、お金をそれほどかけずに見込みの顧客を獲得できていることが分かります。
それに対して広告費用がかさんだ割にCV数が少ない場合では、CPAの数値がそれほど見込めない可能性も浮上します。
また、CVRとCPAとでは相関性があるため、CVRが高いほどCPAは必然的に低い数値になることは知っておいて損はありません。

2-2 CPAの活用例

CPAの計算式を見ても分かるように、想定するCVが何であるかによってもCPAの数値は大きく左右されてきます。
CV数を稼ぎやすいキーワードを選定できればCPAが高い水準になることが想定できるため、潜在的な顧客見込みの層がどういった意図で検索するかを探ることで、結果的に見込み顧客の獲得に役立てることができます。

3章 CTRとは何か

これまで二つの用語について解説しましたが、この章では残りの一つであるCTRについて解説していきます。
上記二つについては主に広告に対する用語として使用される一方で、このCTRについては広告の他にもSEO対策の一環で使用されることがあります。
それでは、CTRとは具体的にどのような意味を持つ用語なのでしょうか。

3-1 CTRの意味

このCTRとは「Click Through Rate」の略称であり、日本語に訳すと「クリック率」となります。
広告が表示された回数に対して何回クリックされたかを知るための指標となるのですが、その計算式は以下のようになります。

CTR=クリック数÷広告の表示回数

この数値を知ることでユーザーの直接的なCVを何回引き出せたかを把握することができます。

3-2 CTRの活用例

このCTRが高ければ高いほど広告の完成度が高いことはうかがえますが、広告の表示回数の割にCTRの数値が低い場合にはその広告は改善の余地があると考えられます。
広告の画像や文章がユーザーの興味を惹かないのか、広告内容と出稿している媒体のジャンルにズレがあるのかといった問題点を考察することに役立てられます。
すなわち、CTRとは広告そのものの課題に気づくための指標であるとも言えるでしょう。

4章 これらの用語はなぜ必要か

ここまで用語の解説をしてきましたが、それぞれの意味を理解しておけば、頭文字の組み合わせが似通っていることを意識せずに覚えやすくなるかと思います。
ただし用語の意味としては理解できたとしても、何故インターネット広告でこういった指標が必要になるのかという根本的な問題が理解できていない方も中にはいるでしょう。
この章ではそうした疑問に頭を悩ませる方向けに、インターネット広告が掲載されるまでの仕組みについて、簡単にですが紹介しておきます。

4-1 広告の掲載枠は競りで獲得するもの

そもそもインターネット広告の掲載枠は競りのようなシステムによって買い付けられており、広告主と広告掲載サイトとの橋渡し的な役割を担うのがRTBというものです。
このシステムは広告掲載サイトが提示する広告枠に対して広告主が入札するのを自動で処理しており、インターネット広告の買い付けについては、いわゆるリアルタイムでのオークション形式が採用されています。
インターネット広告がオークションで競られるということはつまり、広告掲載サイトによっても広告主側が支払うべき費用が変動することを示しています。
広告コストを算出する指標としてCPCやCPMといったものがありますが、上記三つの指標はいったい何を測るための指標なのでしょうか。

4-2 三つの指標で広告運用の成果を測る

結論から言えば、今回紹介した三つの指標は広告運用の成果を示すものとなります。インターネット広告では特定のCVを引き出すためにもクリックがかかせないものです。したがって、クリックを基軸として成果率はいくらか・1CV獲得にいくらかかったか・広告の表示数に対するクリック率はどうかといったデータを客観的に示したものが、上記で紹介した指標の表す内容となります。
これらの指標を活用して広告の完成度を高めることが、ひいては顧客見込みのユーザー層を発掘して新規獲得することにつながります。どの指標の数値が悪いかによって広告の訴求ポイントの改善点も変われば、潜在的ユーザー層へのアプローチの仕方も変わってきます。インターネット広告による集客力の最大化を図るためにも、こうした指標に対する理解は必須と言えるでしょう。

まとめ

目指すべき着地点がそこにはあり、その獲得CV数をより多く増やすためにも、“広告運用の最適化ができているかどうか”を指標を元に逐一見直す必要があります。その修正作業自体はかなり地道なものではありますが、最終的にはCPAをなるべく高められるように意識しながら費用対効果について考察していかなければなりません。
特に今後はデジタルマーケティングの発展が見込まれます。広告制作のみならずマーケティング企画に携わる方は、これらの用語の意味をある程度理解しておき、いざという時に活用できるよう身につけておくといいでしょう。

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